「もみの木」について

「もみの木」は住まいの空気をキレイにしてくれます

クリスマスツリーなどでも有名な「もみの木」からは、『フィトンチッド』という物質が半永久的に放出されています。この物質には調湿・消臭効果はもちろん、カビや害虫など、木材が病気になる原因を寄せ付けないので、必然と快適な空間を構築することができるのです。
また現代の日本で、2人に1人が発症していると言われている花粉症も、もみの木を使った家に住んだ方の症状が改善されたという報告もあります。

自然素材で音響にも優れておりますので赤ちゃんや高齢者の方、音楽家の方まで安心して過ごすことが可能です。

もちろん人間の身体にも優しく安全。癒し効果もあるので、もみの木の木材に囲まれる室内にいるだけで森林浴気分を味わえます。室内に求められる快適さを兼ね備えている木材です。

もみの木とスピンオフを1室からでも体感してみませんか?
既存の壁の上からでも施工が出来るので、お手軽です。
また古民家再生も可能ですのでリフォームで「もみの木」と「スピンオフ」をしてみたいという方も是非お問い合わせください。

■「もみの木」で住まいが快適に!
たとえば洗面所に「もみの木」の樅柾目の内装材を使用すると、ジメジメとしたイヤな空気感がまったく感じられなくなります。洗濯物の部屋干しも、生乾き特有のイヤなニオイが消えるので、花粉の時期などで外に干したくない時にもオススメ。

【香り・消臭効果で空気環境良し】

もみの木は微香性。生活のあらゆるニオイに対し効果的で、その消臭力は非常に高く、とくに押入れや台所などでその効果が分かります。

フィトンチッドそのものはよい香りがするだけでなく、殺菌・殺虫効果もあり、化学物質と結合してホルムアルデヒドなども分解してくれます。

材木に加工されたとしても、フィトンチッドは半永久的に放出され続けるので、安らぎや癒しの空間で住まいを包み込むことも可能。自然の力で澄んだ空気で、長年生活していくことができるため、私たち人間にとって非常に心地よい生活を営むことができます。

【防カビ・防虫・結露に最適】

フィトンチッドには殺菌・殺虫効果があります。これはつまり「虫が住み着きにくく、菌類を繁殖させにくい家にできる」ということ。ダニ・ゴキブリ・カビ問題にお悩みの方にはオススメです。

またもみの木の材木は、自然乾燥から建材となるので結露に強く、快適な室内温度を保てます。床に施工する場合は、浮造り加工されている床材を使うこともあります。

高い省エネ効果が期待でき、温度変化に柔軟に対応できる木材だからこそ、冬はあたたかく、夏はサラサラと冷たいといった、気持ちのいい使い方が可能です。

【見た目に健やか、肌触りも良好】

もみの木は、表面が優しい見た目をしているので安心感があります。目のストレスになりません。

また自然素材ですので、経年での色味の変化も楽しむことができます。メンテナンスも、たとえば床なら普段の掃除機と固く絞ったタオルの水拭きで十分。他の無垢材に比べればお手入れが簡単です。

天然木ならではのぬくもりと弾力をたっぷり感じることができるので、直接肌で触れても、寝転んでみても快適そのもの。天然木で施工するメリットとしては、歩行の負担が軽減されることと、小さいお子さまやお年寄りの方にも優しいということが挙げられます。

【実は音楽趣味の方にもオススメです】

みなさんは音楽がお好きですか?最近ではオーディオルームを天然木を取り入れて施工したり、音楽教室に天然木を取り入れたりすることもあります。

それは木材が音を適度に拡散・吸収してくれるからです。これは防音や調音といった空間にも最適。音楽をバランス良く広げ、吸収してくれるおかげで、より深く音を楽しむ空間ができあがります。

ご自宅のオーディオルームはもちろん、ピアノなどを置いている演奏室などの施工に「もみの木」という選択肢はいかがでしょうか?

【花粉症やアレルギーにお悩みの方へ】

アレルギーの原因は様々ですが、最近ではダニアレルギーが大きな原因のひとつであることが取り上げられます。「もみの木」には優れた防虫効果があることはすでにお伝えしている通りですが、中にはもみの木で造られた家に住んでから、花粉症やアトピー性皮膚炎、気管支喘息などのアレルギー症状が緩和したという報告もあります。

実はこれもフィトンチッドのおかげです。加工した材木から、こういった人間の健康を維持・サポートしてくれるフィトンチッドをなくさないようにするためには、手間をかけた乾燥方法が大切。

私たちは工務店ですが、皆さまの健やかな毎日の生活を少しでもサポートできるよう、自然乾燥の「もみの木」にこだわって施工しています。

もみの木に含まれる精油成分には、様々な効能があります。

たとえば消臭効果ですが、トイレの壁や天井にもみ材を使うとニオイが消えます。これは生活臭も同様です。内装にもみ材を使うので、部屋の中の空気が浄化されているのです。

またもみ材には抗菌・殺虫効果があることも確認されています。これはもみ材に含まれるフィトンチッドと呼ばれる物質の働きによるものですが、材木として成形されたものでも、このフィトンチッドは放出され続けるので、継続的に抗菌・殺虫効果が維持できるのです。

我が家は日常の生活の場なので、もちろん人間の健康に影響を与えるもの。代表的なものは「ホルムアルデヒド」ですが、こういった健康を害する物質に対しても、もみ材の効能がそれを抑制させてくれます。空気環境がよくなる条件を一通り揃えている「もみの木」ですから、快適に暮らせる住まいになる、ということなのです。

【イヤなニオイを感じない「もみの木」の家】

日本という国は四季があり、多湿です。湿気が強い夏の暑い日はベタベタします。ですが「もみの木」でつくられた家に入ると、空気感がまったく異なります。ベタベタした空気感ではなく、サラッとした気持ちよさなんです。

これはもみの木に調湿効果があることや、ニオイを吸収してくれる機能があることが理由です。気持ちのいい生活を送りたいと考えているのであれば、ぜひ「もみの木」の家を検討してみてください。まるで森林の中にいるような、リラックスできる空間が味わえます。

木々には「針葉樹」と「広葉樹」があることは皆さまもご存知の通りです。「もみの木」は針葉樹に該当する木で、葉が針のように細く、また成長が早いので上へ上へと真っ直ぐに伸びていきます。そんな針葉樹に分類される木々は、昔から住宅建材として大活躍でした。成長が早いので使い勝手がいいのです。マツ・サワラ・ヒノキ・スギなど、様々な針葉樹が今でも建材として使われています。

では「なぜもみの木なのか?」ということ。針葉樹はどれも耐久力・持久力があり、非常に優秀な建材となってくれます。

実は中でも「もみの木」は樹齢1200年を超えるほど、生命力が抜群に高いことで有名です。日本の神社で売られている絵馬などはもみの木製で、神聖な神社仏閣では当たり前に使用されています。その他腐敗・酸化防止のための食品の保存容器・お寿司のおひつなどの用途で活躍しています。これは「もみの木」に抗菌作用があるからです。

また調湿効果にもっとも貢献する建材が「もみの木」であることもデータとして取られています。「もみの木」の特性は、日本の生活・暮らしに非常にマッチする建材なのです。

【住宅の気密性が向上しているからこそ】

現代の日本の住宅は昔に比べて気密性が段違いに向上しています。そこで建材として有名なスギ・ヒノキは、木に含まれる精油効能成分量が多く、使用料を守らないと家の中にいて健康を害する恐れがあります。もちろんスギには抗菌作用がありますし、ヒノキはダニ予防に効果的。用途に応じた使用量なら問題はありません。ですがそれを超えてしまうと、シックハウスの原因となってしまいます。

針葉樹の中でも、この精油効能成分量が少ないのは「もみの木」なのです。使用量を守ることが大切です。